5月18日は午前中の指導者講習会は、各支部長等各支部の指導者22名が参加しました。
私は、久し振りに指導を担任し、各指導者の先生方と共に修練する事の喜びを直接感じることが出来ました。
武道の類は、共通するものと思いますが「技の個々の要点」を詳細に説明することは大変なことです。しかしながら、各支部を指導する先生方は、会員に理解しやすいように努力していることと思います。あらためて平素の努力に敬意を表したいと思います。
今回の指導者講習会で感じた事項を一つ述べたいと思います。
○ 足の指先は、左右の足とも「前方即ち敵の方向を向ける。」と言うことです。
刀を振る(斬る)場合は、腰が敵に正対する事が基本となります。
特に、左足は一般的には正面に対して左側方に向きがちになります。(撞木足)
腰は、左足先方向に向きますので意識しないと腰は、左方向に開くことになりますので、注意を
要します。刀を振る即ち斬る時は、体の正中線は敵又は斬る対象物に正対する事が望ましいと
思います。
修得するまでは、大変なことですが常に意識して修練した頂きたいと思います。
正しい姿勢を無意識にとれる様にするためには、当初はかなり無理して『正しい型』はめ込む
つもりで修練して頂きたいと思います。